薬剤師であれば日常的に気になってしまうことや、ついついやってしまうことってあるよね~。
今回は17年間の薬剤師経験の中で実感した日常的な「薬剤師あるある」を5つご紹介します。
この記事を書いた人
名前:ほっしー(39)
職業:薬局薬剤師(管薬)
転職:4回経験あり
備考:一包化が好き。妻は病院薬剤師(パート)
薬剤師であれば頷けるあるあるネタをご紹介します
業務とは直接関係はないけど、薬剤師がふとしたときにやってしまう(思ってしまう)ことを、実体験をもとにまとめました!
1、道端に落ちている薬のPTPシートが気になる
ボグリボース、ミヤBM、アムロジピン・・・色んな薬を道端で見たことがあります。
服用前に落としてしまったのか、服用後にポイ捨てされたのか。
よくあるのが、PTPのヘッダーも含めた2錠分が落ちているパターンですね。
落ちている薬をみて、何を思いますか?
僕はその薬の背景を想像してしまいます。
あぁ、この人はボグリボースを1回分飲めずにランチを食べることになり、血糖値が爆上がりだな。やばっ!
皆さんは道端で何の薬のPTPシートを見つけたことがありますか??
2、友人や知人に薬の相談をされる
最近この薬を飲んでるんだけど、治ったらもう飲まなくていいかな!?
治ったと思っても自己判断で中止しないで飲み切ってねーーー
何故なら中途半端で止めちゃうと菌が耐性化しちゃうからぁーーー!
普段飲んでいる薬と市販の風邪薬って一緒に飲んでも大丈夫??
大丈夫だよ〜〜〜〜
この風邪薬はけっこう眠くなりやすいから、生活に支障が出るようなら夜だけ服用するか病院を受診してねーーーー!!
これ、薬剤師やってるとけっこう頻繁にありませんか??
身近な人の役に立てると嬉しいですよね。
僕はいつも全力で応えています!!
3、カフェなどで他のお客さんがしている薬の話に耳を傾ける
前にもらった薬で唇が真っ赤に腫れちゃったことがあるんだよねー
今お薬手帳無いから名前分からないけど。
そしたら薬剤師さんが「お薬手帳の表紙にその薬の名前と出た症状を書いておくといいよ」って教えてくれたよ。
そうそう!その通りなんですよ!って言いたい。
その薬剤師グッジョブ!!
いいね👍してあげたい。
4、卒業した大学の偏差値、実は仕事に全く影響ない
薬剤師の学歴は、就職時の評価に直結しません。
通常就職活動では学歴はそれなりに関係ありますが、薬剤師の場合まっっっっったく関係ありません!!!
面接でも「〇〇大学出身だから高評価!」なんてことはあり得ません。
あまり他の業種にはない、薬剤師ならではのあるあるですね。
大事なのは「薬剤師になってから経験したこと、これから勉強すること」で、それがそのまま評価に繋がります。当たり前ですけど。
ちなみに僕は超Fラン大学出身で薬剤師として15年働いていますが、学歴で不自由したことは一度もありません。
大切なのは「薬剤師として患者さんのために何ができるか」ですからね。
5、人間関係の構築が苦手
薬剤師は超理系なので、基本的に人とコミュニケーションをとるのが苦手な人が多いと思われます。
というより僕が今まで見てきて、薬剤師には大きく分けて2つのタイプが存在することが確認できました。
※あくまで私見です^^;
- The 薬剤師(真面目でコミュ障気味)・・・知識豊富でとにかく勉強好き。冗談が通じにくく、感情表現が苦手。職場で話すとギクシャクする。とにかくデータを信じる。
- 文系的薬剤師(コミュ力すごい)・・・どちらかと言うと勉強は苦手。冗談が通じ、感情表現豊か。職場の潤滑油となる。薬剤師以外にやりたいこと色々やってる。投薬大好き。
話がかみ合わないことってけっこうあるんですよね。
僕がコミュ障なのか相手がなのかちょっとわからないんですけど。
薬剤師は基本真面目で、ハッキリ言ってコミュ力の乏しい人が多いです。
たまにバグっててコミュ力ありすぎて突き抜けてる人いますけどね。
ちなみに僕の嫁も薬剤師なのですが②タイプです。
好きなバンドのコンサートとかに出かけると必ず友達をつくって帰ってくる。。
なんかその辺の人と仲良くなるらしいんですよ。
一番ビビったのは、嫁一人で長野の善光寺に行ったとき、隣でお経を聞いてる知らないおばあちゃんと仲良くなって電話番号交換してたのを知ったときですね。。
ほんとに電話かかってきてたし笑
ふふふ、ふっふっふ
理想は①②のハイブリッドですよね。バランス大事。
薬剤師やってると色々な「あるある」に巡り合います
今回は業務以外のネタでしたが、またネタがたまったら投下します。
ちなみに薬剤師をやっていると色々な「あるある」に遭遇しますが、こういうネタが思いつくのは普段の心に余裕があるときです。
業務が超忙しい時期や会社に疲れて心が病んでいるときはそんなこと考えられませんし、思いつきもしません。
皆さんは日々の薬局業務で病んでいませんか?何か悩みはありませんか?
僕はいわゆる「ブラック薬局」を撲滅したいと考えている薬剤師です。
僕も嫌な思いをたくさんしてきました。それこそ日々の業務の中で気持ちに余裕がなくなり、楽しいことを考える余裕なんてものがなくなってしまうことはたくさんありました。
休日は「翌日の仕事のために体を休める日」でした。
薬局薬剤師のひとりとしてもっと楽しく自由きままに薬剤師ライフを謳歌したいですし、僕と同じような嫌な思いをして薬剤師を嫌いになってしまう人を少しでも救いたいと思っています。
もしちょっとでも悩みのある方は下記の記事をご覧いただくと助けになれるかもしれません。
あなたの調剤薬局はブラック!?今すぐ脱出を考えるべき理由とは
それでは、よい薬剤師ライフを過ごしましょう!