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【2023年最新】薬剤師転職エージェントおすすめ5選

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!薬局薬剤師として17年、転職を4回経験しているほっしーです。

現在は地方の調剤薬局で管理薬剤師として勤務しています。

僕の今までの転職経験を踏まえ

  • かんたんに
  • わかりやすく
  • 実体験をもとに

薬剤師転職エージェントを比較します。

薬剤師「転職エージェント」と「転職サイト」は同じ意味です

薬剤師

転職サイトは聞いたことがあるけど、転職エージェントってなんですか?

転職サイトとは、インターネットなどで求人を掲載しているサービスで、求職者自身で人材を募集している企業を検索・選択し、希望や条件に合う企業に応募することができます。

転職エージェントとは、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、企業と求職者の間に立ち、希望や条件、将来的な目標などをもとに、最適な求人を紹介し、転職活動をサポートするサービスです。

リクルートエージェントHPより引用(転職エージェントならリクルートエージェント (r-agent.com)

一般的には、これら二つは異なるサービスと捉えられます。

しかし、薬剤師の転職に関しては「転職サイト」と言われると、多くの場合「転職エージェント」を指すようです。

現状では「薬剤師は転職エージェントなしで転職するケースが多い」とよく耳にします(例:企業への直接応募やハローワーク経由)。

ですが、直接応募やハローワークで提供される情報だけでは不十分で、多くの人が「ハローワークを利用して良かった」と感じることは少ないようです。

転職を成功させるためには、多くの情報を収集し比較することが鍵です。

その点で、転職エージェントの利用は大きなメリットを持っています。

特に、転職の経験が少ない薬剤師にとって、転職エージェントは非常に価値のある存在です。

ほっしー

転職エージェントの情報収集力は非常に高いです。
ネットに掲載されていない情報も多く手に入るので、もし自分が次回転職する際にも確実に転職エージェントを活用します。

転職エージェント利用の簡単な流れ

薬剤師転職エージェント登録から利用の流れは一般的に次の通りです。

  • STEP1
    公式HPから無料登録
    各社公式サイトから無料登録します。
    プロフィールや転職希望時期・希望の働き方・勤務地などを入力すると1分くらいで終わります。
  • STEP2
    カウンセリング
    登録が完了したあとエージェント担当者からお電話かメールがあります。
    ご自身の転職希望の詳細などを伝えてください。
  • STEP3
    Web面談・求人の紹介
    カウンセリングが終了すると、その人の希望に応じた求人をいくつか提案されます。
  • STEP4
    応募➡面接
    気になる求人の中から応募、そして面接の流れになります。
    履歴書の書き方や面接の際の注意点などもサポートしてくれます。
    (※面接に同行してくれるエージェントと同行できないエージェントがあります)
  • STEP5
    内定・入社
    面接を終えたあと、エージェント経由で内定の通知があります。
    入社まで徹底的にサポートしてくれますが、基本的に入社後も何かあればエージェントが相談に乗ってくれるので安心です。

薬剤師転職エージェント各社比較

数ある転職エージェントの中から厳選した大手5社を紹介します。

僕は今まで転職を4回経験し、薬剤師転職エージェントにはほぼ毎回お世話になっています。(このブログで紹介している転職エージェントはすべて利用したことがあります

サイト(種類)正社員求人パート求人派遣求人特徴コンサルタントの質公式サイト



マイナビ薬剤師
約47000件 約30000件 なし・総合的に強い(薬局、病院、企業に対して)
・正社員、契約社員向け

(4.0/5.0)
公式サイトを見る



薬キャリエージェント
約34000件 約10500件 約931件・病院、調剤薬局に強い
・正社員向け

(4.2/5.0)
公式サイトを見る



ファルマスタッフ
約25500件 約14000件 約1262件・派遣に圧倒的に強く、正社員やパートも網羅
給与やシフト交渉が特に強い

(4.5/5.0)
公式サイトを見る


お仕事ラボ
約18000件約12000件約863件・地方の調剤薬局に特に強い
マッチング率高い(95.6%)

(4.8/5.0)
公式サイトを見る



リクナビ薬剤師
・企業、製薬メーカーに強い
・提案が多い

(3.0/5.0)
公式サイトを見る
薬剤師転職エージェント比較表

転職活動を効率よく進めるコツは、はじめから転職エージェント1社に絞るのではなく、「とりあえずいくつかに登録して比較すること」です。

ほっしー

車を売るときや家電の見積りなどと似てますよね。
いくつか選択肢をつくった方がリスク分散にもなります。

各社違った特色がありますので、ご自身の気質に合った転職業者や担当者を見極めることが転職活動のしやすさに繋がります。

では、各社転職エージェントの特色を詳しく書いていきます。

マイナビ薬剤師について

(4.0/5.0)

マイナビ薬剤師は、確実に業界最大手です。

多くの一般企業との強い繋がりがあるため、調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬メーカーといったさまざまな分野をカバーしています。

転職を考えたら、最初に登録すべきエージェントでしょう。

僕も2018年に転職する際にこちらに登録し、担当者との電話やり取りを経験しました。

その際、担当者はかなり積極的で、少し押しが強いと感じました。

マイナビ薬剤師の良いところ

  • 圧倒的な求人数(59000件)
  • 提案してくれる求人数は平均20件(他社4.5件)
  • 相手先と給与交渉をしてくれる

マイナビ薬剤師のいまいちなところ

  • 派遣に未対応
  • オフィスが土日休みなので、平日に連絡を取る時間をつくる必要がある

転職エージェントの大手

薬キャリAGENTについて

(4.2/5.0)

「薬キャリAGENT」というと聞き馴染みがないかもしれませんが、あの「m3」が親会社の転職エージェントです。

m3といえば日本最大級の医療情報専門サイトです。

その背景から、医療機関との太いパイプがあります。

薬キャリは医療機関との繋がりを生かせるから「病院・調剤薬局の求人に強い」ということなんですね。

ほっしー

キャリアアップにもつながりやすいかもですね

2021年11月から2022年3月までの5ヶ月間、実際に薬キャリAGENTを利用しました。

登録後、担当者からの連絡を受け、WEB面談を通じて希望を伝えながら、画面共有で求人情報を確認しました。

僕の経験では、面接前に店舗見学を許可してくれる企業もあり、その前後にはメールやWEB面談でエージェントとのやり取りが頻繁に行われました。

最終的に転職は決まりませんでしたが、担当者は常に僕のことを考えてサポートしてくれたので、感謝しています。

自分の気質との相性が大きく影響するようで、多くの口コミで「丁寧だが急かされている感じ」との意見が目立ちました。

また、「面接への同行が不可」という点は、僕にとってはマイナスポイントでした。

薬キャリAGENTの良いところ

  • 医療機関とのパイプが太く、病院・調剤薬局の求人が多い
  • 総合力の高い薬剤師専門転職サイト
  • キャリアアップにつながりやすい

薬キャリAGENTのいまいちなところ

  • エージェントの質にばらつきが大きい
  • メールやTELの連絡が頻繁にある
  • 面接同行不可

ファルマスタッフについて

(4.5/5.0)

ファルマスタッフは、あの日本調剤グループ企業が運営する転職サービスです。

親会社が日本調剤なので日調をゴリ押しされるかと思いきやそんなこともなく、むしろ中小企業に強いという特徴があります。

最大の特徴は「パート」や「派遣」の求人が多いことです。

そして、給与交渉に強いです。

女性はどうしても結婚・妊娠・出産などのライフイベントが多く、正社員以外で転職を考えるパターンが多いと思います。

それに、時給や年収が上がると生活の負担も減りますよね。

ファルマスタッフであれば生活に応じて組み立てやすいので、どのエージェントよりもオススメです。

ほっしー

ぼくの妻も薬剤師なので、次パートで転職するときはファルマスタッフを勧めてみようと思っています。

ファルマスタッフの良いところ

  • パートに強い(シフトの希望を企業側に交渉してくれる)
  • 給与交渉がしやすい(担当者が頑張ってくれる)
  • 中小の薬局に強い(運営元が日調グループ)

ファルマスタッフのいまいちなところ

  • ビジネスライクなやり取りになりがち
  • 入社後のフォローがほぼ無し

※追記:僕は4回目の転職をファルマスタッフでしました。正社員転職でしたが、めちゃめちゃ頼りになるエージェントさんでした。

ほっしーも4回目の転職で利用しました

お仕事ラボについて

(4.8/5.0)

お仕事ラボとは、株式会社AXISの転職エージェントです。

全国300店舗を超える薬局を運営する株式会社アイセイ薬局が出資する100%完全子会社です。

ぼくは2018年に転職活動したとき、お仕事ラボで担当になった方と相性が抜群でとても良い転職ができました。

ほっしー

ぼくが今まで利用した転職エージェントのなかで、お仕事ラボの担当者さんが一番自分のことをわかってくれた方でした。
今思い返してもお仕事ラボを利用して本当に良かったと思います。

普通、転職エージェントとしてはできるだけ早く成約に繋げたいと思っているはずです。

しかし、お仕事ラボの担当者は100%こちらのペースに合わせてくれる方で、その丁寧な対応に感動しました。

強みとしては中小調剤薬局の情報が多く、薬局薬剤師の心情がきちんと理解できることです(親会社が薬局なので)

ただ、スピード感に欠けるという口コミもあります。

本当にその人に合う就業先を探し長く就業できるようにすることが目的なので、しっかりヒアリングを行うのがスピード感に欠ける理由のようです。

すぐに転職したい方は、その旨を事前に伝えるとデメリットをカバーできるはずです。

ほっしー

ぼくは次の転職機会があれば是非また「お仕事ラボ」メインで利用させてもらいたいと思っています。

お仕事ラボの良いところ

  • 大手調剤薬局経営の会社AXISが100%運営
  • 地方の調剤薬局の情報も網羅している
  • コンサルタントの対応がとても丁寧
  • マッチング率高い→入社後の定着率95.6%

お仕事ラボのいまいちなところ

  • 求人数が他と比較して少なめ(31300件)
  • スピード感に欠ける(求職者に合う転職先をマッチさせ、長く就業できるようヒアリングを行うため)

ほっしーは3回目の転職で利用しました

リクナビ薬剤師について

(3.5/5.0)

総合人材紹介業のパイプを生かし、幅広い求人を持っています。

特に企業(製薬メーカーなど)の求人が多めなのが特徴です。

僕の経験では頻繁に連絡が来て面接の提案をされます。

かなり急かされるので、正直少し不快でした。

ちょっと嫌だったエピソードがあるので、包み隠さず記しておきます。

他社で転職が決まったあと、リクナビ薬剤師から「転職活動その後どうですか?」のメールがきました。
理由を記入して退会の旨を返信しました。
ですが、その後もメールや電話番号宛のメッセージが定期的に届きます。
【要返信】のようなタイトルで、転職を促す内容のメールも届きました。
退会手続きを完了したはずだと返信すると「申し訳ございません」という内容のメールが届きました。
しかしその後もメールや電話が届いており、電話をとった時さすがに頭にきてこれまでの経緯をすべて申し上げたうえで
これだけ情報共有がずさんで顧客の現況をわかっていないとは驚きました。こういった会社からの紹介で転職をしたくないですね
とお伝えしたところ、平謝りされました。

・・・信じられないことに、2年以上経過した現在もたまにリクナビ薬剤師から転職メールが届きます^^;
もうこれは笑うしかないですが、転職エージェントひとつでもさまざまだなぁと実感した出来事でした。

もちろんコンサルタントの質にバラつきがあると思いますが、会社として問題があるように感じました。

大手で求人数がかなり多いので5選には入りますが、僕個人としてはリクナビ薬剤師をおすすめしません。

リクナビ薬剤師の良いところ

  • 求人数が多い
  • 総合人材紹介業の太いパイプあり

リクナビ薬剤師のいまいちなところ

  • コンサルタントの質がよくない場合がある
  • 顧客の状況を把握していないことがある
  • スタッフ間の情報共有がいまいち

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複数のエージェントとやり取りをする際のコツと注意点(まとめ)

転職エージェントは1社ではなく複数で検討することをおすすめしています。

複数で検討することをおすすめする理由は2つあります。

  • 複数社を比較することで自分に合ったコンサルタントとマッチングする可能性が上がるから
  • 登録していたエージェントと合わなかったときのリスクを分散させるため

いずれも「良い転職をするため」には欠かせません。

たとえば正社員転職やパート転職のパターンを考えてみました。

正社員転職でのエージェント組み合わせ(例)
  • マイナビ薬剤師

  • 薬キャリAGENT

  • お仕事ラボ
  • パートや派遣で考えているときの組み合わせ(例)
  • マイナビ薬剤師(派遣×)

  • ファルマスタッフ

  • お仕事ラボ
  • このように複数の選択肢を持っていると良いですね。

    複数のエージェントとやり取りする際の注意点としては以下のようになります。

    注意点1:スケジュール管理を細かくする

    エージェントを複数利用するとその分転職活動のスケジュール管理が煩雑になりがちです

    注意点2:エージェントに登録し過ぎない

    複数に登録するときの目安は2〜3社に絞ることです。5社を一気に登録するとご自身の頭がパンクしますので、多すぎるのはおすすめしません。

    注意点3:エージェントとのやり取りを必ずメモしておく

    どこの誰とどんな事を話したか、その都度メモを取っておくとあとで見返しやすいです。

    話がどこまで進んだのかよくわからなくなってくることもあるので、必ずメモは取りましょう。

    転職活動は一貫してポジティブに動くといいですよ!

    ついついネガティブになりがちな転職活動ですが、転職理由を自分のなかでポジティブに変換できると驚くほどスムーズに進みます。

    その具体的な方法は以下の記事を参照していただくと幸いです。

    【転職の動機・理由】薬剤師の転職理由5つとうまい伝え方ポイント

    仮に転職に至らなかったとしてもマイナスにはなりません。

    転職活動そのものがご自身にとって価値のある行為です。

    自分を客観的に見れたり、自分の市場価値を確かめる意味でも「転職活動」はとても有意義です。

    皆さまに合った転職活動ができるよう、このブログを通して全力サポートしていけたら嬉しいです。

    それでは、また。

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