【2026年最新】薬剤師転職エージェントおすすめ5選
こんにちは!薬局薬剤師として19年、転職を4回経験しているとんぷくです。
地方の調剤薬局で、管理薬剤師として長く働いてきました。
2026年8月に内容を見直しました。サービス名の変更を反映し、時期によって変わる求人件数の記載は外しています。
僕の今までの転職経験を踏まえ
- かんたんに
- わかりやすく
- 実体験をもとに
薬剤師転職エージェントを比較します。
薬剤師「転職エージェント」と「転職サイト」は同じ意味です
まず言葉の整理からしておきます。この2つ、薬剤師の転職ではほぼ同じものを指しています。
転職サイトは聞いたことがあるけど、転職エージェントってなんですか?
転職サイトとは、インターネットなどで求人を掲載しているサービスで、求職者自身で人材を募集している企業を検索・選択し、希望や条件に合う企業に応募することができます。
転職エージェントとは、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、企業と求職者の間に立ち、希望や条件、将来的な目標などをもとに、最適な求人を紹介し、転職活動をサポートするサービスです。
リクルートエージェントHPより引用(転職エージェントならリクルートエージェント (r-agent.com))
一般的には、これら二つは異なるサービスと捉えられます。
しかし、薬剤師の転職に関しては「転職サイト」と言われると、多くの場合「転職エージェント」を指すようです。
現状では「薬剤師は転職エージェントなしで転職するケースが多い」とよく耳にします(例:企業への直接応募やハローワーク経由)。
ですが、直接応募やハローワークで提供される情報だけでは不十分で、多くの人が「ハローワークを利用して良かった」と感じることは少ないようです。
転職を成功させるためには、多くの情報を収集し比較することが鍵です。
その点で、転職エージェントの利用は大きなメリットを持っています。
特に、転職の経験が少ない薬剤師にとって、転職エージェントは非常に価値のある存在です。
転職エージェントの情報収集力は非常に高いです。
ネットに掲載されていない情報も多く手に入るので、もし自分が次回転職する際にも確実に転職エージェントを活用します。
転職エージェント利用の簡単な流れ
薬剤師転職エージェント登録から利用の流れは一般的に次の通りです。
STEP1 公式HPから無料登録
各社公式サイトから無料登録します。
プロフィールや転職希望時期・希望の働き方・勤務地などを入力すると1分くらいで終わります。
STEP2 カウンセリング
登録が完了したあとエージェント担当者からお電話かメールがあります。
ご自身の転職希望の詳細などを伝えてください。
STEP3 Web面談・求人の紹介
カウンセリングが終了すると、その人の希望に応じた求人をいくつか提案されます。
STEP4 応募➡面接
気になる求人の中から応募、そして面接の流れになります。
履歴書の書き方や面接の際の注意点などもサポートしてくれます。
(※面接に同行してくれるエージェントと同行できないエージェントがあります。同行がない会社を使ったときの話は薬キャリAGENTを5ヶ月使った記録に書きました)
STEP5 内定・入社
面接を終えたあと、エージェント経由で内定の通知があります。
入社まで徹底的にサポートしてくれますが、基本的に入社後も何かあればエージェントが相談に乗ってくれるので安心です。
薬剤師転職エージェント各社比較
数ある転職エージェントの中から厳選した大手5社を紹介します。
僕は今まで転職を4回経験し、薬剤師転職エージェントにはほぼ毎回お世話になっています。(このブログで紹介している転職エージェントはすべて利用したことがあります)
| サイト(種類) | 正社員求人 | パート求人 | 派遣求人 | 特徴 | コンサルタントの質 | 公式サイト |
ファルマスタッフ | あり | あり | 得意 | ・派遣に圧倒的に強く、正社員やパートも網羅 ・給与やシフト交渉が特に強い | (4.5/5.0) | 公式サイトを見る |
![]() お仕事ラボ | あり | あり | あり | ・地方の調剤薬局に特に強い ・マッチングの精度が高い | (4.8/5.0) | 公式サイトを見る |
ジョブメドレーエージェント 薬剤師 (旧リクナビ薬剤師) | あり | あり | なし | ・調剤薬局から病院・企業・漢方薬局まで職場の種類が広い ・退職交渉のアドバイスまでやってくれる | (3.0/5.0) | 公式サイトを見る |
ファル・メイト | あり | あり | 得意 | ・派遣と単発に特化 ・時給の事例を公式サイトで公開している | 未利用 | 公式サイトを見る |
![]() メディヤク | 得意 | あり | あり | ・東証プライム上場グループ(アイン) ・病院の求人に強い | 未利用 | 公式サイトを見る |
転職活動を効率よく進めるコツは、はじめから転職エージェント1社に絞るのではなく、「とりあえずいくつかに登録して比較すること」です。
車を売るときや家電の見積りなどと似てますよね。
いくつか選択肢をつくった方がリスク分散にもなります。
各社違った特色がありますので、ご自身の気質に合った転職業者や担当者を見極めることが転職活動のしやすさに繋がります。
では、各社転職エージェントの特色を詳しく書いていきます。
ファルマスタッフについて
(4.8/5.0)
僕が今の職場に入るときに使ったのが、ファルマスタッフです。
希望額は担当者が薬局に伝えてくれて、年収は580万円から650万円に上がりました。
自分から切り出すとタイミングを伺ううえに角も立ちますが、担当者は仕事として流れで聞いてくれます。
運営は日本調剤のグループ企業ですが、日本調剤を勧められたことは一度もありません。
条件に合わない求人は、最初から候補に入っていませんでした。
正社員だけでなく、パート・派遣・紹介予定派遣まで扱っています。
結婚や出産で働き方を変えたい人も、同じ窓口で相談できます。
ぼくの妻も薬剤師なので、次パートで転職するときはファルマスタッフを勧めてみようと思っています。
ファルマスタッフの良いところ
- 給与交渉を任せられる(希望額を担当者が伝えてくれる)
- 地元の薬局事情に詳しい担当者がつく(全国12拠点)
- 正社員・パート・派遣まで扱う(公開求人5万件超)
ファルマスタッフのいまいちなところ
- ビジネスライクなやり取りになりがち
- 入社後のフォローは少なめ(用が済めば連絡は来なくなる)
実際に使った感想はファルマスタッフの評判・口コミは本当か、最初の1ヶ月の動きは登録後1ヶ月間のリアルな記録に書きました。
とんぷくが今の職場に入るときに使いました
お仕事ラボについて
(4.5/5.0)
お仕事ラボとは、株式会社AXISの転職エージェントです。
調剤薬局チェーンのアイセイ薬局グループの会社です。
ぼくは2018年に転職活動したとき、お仕事ラボで担当になった方と相性が抜群でとても良い転職ができました。
ぼくが今まで利用した転職エージェントのなかで、お仕事ラボの担当者さんが一番自分のことをわかってくれた方でした。
今思い返してもお仕事ラボを利用して本当に良かったと思います。
普通、転職エージェントとしてはできるだけ早く成約に繋げたいと思っているはずです。
しかし、お仕事ラボの担当者は100%こちらのペースに合わせてくれる方で、その丁寧な対応に感動しました。
強みとしては中小調剤薬局の情報が多く、薬局薬剤師の心情がきちんと理解できることです(親会社が薬局なので)
ただ、スピード感に欠けるという口コミもあります。
本当にその人に合う就業先を探し長く就業できるようにすることが目的なので、しっかりヒアリングを行うのがスピード感に欠ける理由のようです。
すぐに転職したい方は、その旨を事前に伝えるとデメリットをカバーできるはずです。
ぼくは次の転職機会があれば是非また「お仕事ラボ」メインで利用させてもらいたいと思っています。
お仕事ラボの良いところ
大手調剤薬局経営の会社AXISが100%運営 - 地方の調剤薬局の情報も網羅している
- コンサルタントの対応がとても丁寧
- マッチングの精度が高く、入社後に長く続く人が多い
お仕事ラボのいまいちなところ
- 求人数は大手と比べると少なめ
- スピード感に欠ける(求職者に合う転職先をマッチさせ、長く就業できるようヒアリングを行うため)
この会社だけを詳しく書いた記事もあります → お仕事ラボ|薬剤師転職レビューを公開
とんぷくは3回目の転職で利用しました
ジョブメドレーエージェント 薬剤師(旧リクナビ薬剤師)について
※このサービスは「リクナビ薬剤師」から「ジョブメドレーエージェント 薬剤師」へ名称が変わり、運営会社も株式会社RMキャリアに変わりました。以下は僕がリクナビ薬剤師だった当時に利用した記録で、現在の運営体制での話ではない点にご注意ください。
(3.0/5.0)
総合人材紹介業のパイプを生かし、幅広い求人を持っています。
特に企業(製薬メーカーなど)の求人が多めなのが特徴です。
僕の経験では頻繁に連絡が来て面接の提案をされます。
かなり急かされるので、正直少し不快でした。
ちょっと嫌だったエピソードがあるので、包み隠さず記しておきます。
もちろんコンサルタントの質にバラつきがあると思いますが、会社として問題があるように感じました。
大手で求人数がかなり多いので5選には入りますが、当時のリクナビ薬剤師は僕個人としてはおすすめできませんでした。運営が変わった現在どうなっているかは、僕自身は確かめられていません。
当時のリクナビ薬剤師の良かったところ
求人数が多い - 総合人材紹介業の太いパイプあり
当時のリクナビ薬剤師のいまいちだったところ
- コンサルタントの質がよくない場合がある
- 顧客の状況を把握していないことがある
- スタッフ間の情報共有がいまいち
無料登録してみる
ファル・メイトについて
(とんぷく未利用のため、評価は付けていません)
ファル・メイトは、2004年設立の薬剤師の紹介・派遣に特化した会社です。正社員紹介も扱っていますが、看板は派遣と単発のほうです。
従業員数は2,296人(2025年3月時点)と出ています。これは本社の人数ではなく、稼働中の派遣スタッフを含めた数と読むのが自然です。派遣は案件がなければ人が離れるので、それだけの規模が動いているのは、就業先を継続的に確保できているということです。
公式のサービスページには時給3,100円〜3,800円の事例、年収550万円〜800万円の事例が載っています。念のため書いておくと、これは事例であって保証される金額ではありません。相場感として見てください。
「正社員を辞めたいけれど、収入は落としたくない」。この2つを同時に成立させられるのが、薬剤師という資格の強みです。管理薬剤師の責任から一度降りたい人には、現実的な選択肢になります。
拠点は札幌・仙台・大宮・東京・立川・横浜・静岡・名古屋・神戸・広島・福岡・熊本の12か所です。
ファル・メイトの良いところ
- 派遣と単発の案件が厚い
- 時給の水準が公式サイトで公開されている
- 紹介予定派遣があるので、働いてから正社員を決められる
- 社会保険と有給についても公式に記載がある
ファル・メイトのいまいちなところ
- 12拠点は都市部が中心。地方は通える範囲の案件が薄くなる
- 派遣には契約期間がある。雇用の安定を最優先する人には向かない
この会社だけを詳しく調べた記事もあります → ファル・メイトは「正社員がしんどい」の答えになるか
働き方を変えても薬剤師は続けたい人へ
メディヤクについて
(とんぷく未利用のため、評価は付けていません)
メディヤクは、株式会社メディウェルが運営しています。「薬剤師転職ドットコム」という古い名前で紹介している記事がまだ大量に残っていますが、公式の薬剤師向けサービス一覧に並んでいるのはメディヤクだけです。
1996年設立、資本金2億850万円、従業員202名、拠点は7か所。転職サイトのなかには運営会社の資本金も従業員数も出していないところがありますが、この会社は設立から資本関係まで公式サイトに出しています。
この会社の本業は、実は薬剤師ではありません。「医師転職ドットコム」を27年やってきた会社です。医師の紹介で病院と話し続けてきたぶん、病院の求人が入ってきます。病院薬剤師を一度考えてみたい人には、この出自が活きてきます。
一方で求人数は6,467件(2026年8月時点)。5万件をうたうサイトと並べると、かなり少なく見えます。数で選ぶところではありません。
もう一点あります。メディウェルは東証プライム上場・アインホールディングスのグループ企業です。つまり、あなたに薬局を紹介する会社の親会社が、大手の調剤薬局チェーンということになります。
これは悪いことではありません。ファルマスタッフを運営する株式会社メディカルリソースが日本調剤のグループ企業なのも同じ構造で、薬剤師の人材紹介では珍しくない形です。薬局を運営している会社は薬局の内側を知っているぶん、話が早いという利点もあります。
ただ、最初の面談で「御社のグループの薬局はどこですか」と一言聞いておくことをおすすめします。それだけで、勧められている理由が分かるようになります。
メディヤクの良いところ
- 運営会社の情報開示がはっきりしている(上場企業グループ)
- 医師紹介で27年積み上げた病院とのつながりがある
- 薬局を運営しているグループなので、薬局側の事情に詳しい
メディヤクのいまいちなところ
- 求人6,467件は、5万件規模のサイトと比べると少ない
- 親会社が大手調剤チェーンなので、グループ内の薬局を勧められる可能性は頭に置いておく
- 単発派遣や週2日以下のパートが目的なら、派遣特化の会社のほうが案件が厚い
この会社だけを詳しく調べた記事もあります → メディヤク(旧・薬剤師転職ドットコム)を調べた
病院も候補に入れるなら
複数のエージェントとやり取りをする際のコツと注意点(まとめ)
転職エージェントは1社ではなく複数で検討することをおすすめしています。
複数で検討することをおすすめする理由は2つあります。
- 複数社を比較することで自分に合ったコンサルタントとマッチングする可能性が上がるから
- 登録していたエージェントと合わなかったときのリスクを分散させるため
いずれも「良い転職をするため」には欠かせません。
たとえば正社員転職やパート転職のパターンを考えてみました。
- 正社員転職でのエージェント組み合わせ(例)
-
- メディヤク
- お仕事ラボ
- ファルマスタッフ
- パートや派遣で考えているときの組み合わせ(例)
-
- ファルマスタッフ
- ファル・メイト
- お仕事ラボ
このように複数の選択肢を持っていると良いですね。
複数のエージェントとやり取りする際の注意点としては以下のようになります。
注意点1:スケジュール管理を細かくする
エージェントを複数利用するとその分転職活動のスケジュール管理が煩雑になりがちです
注意点2:エージェントに登録し過ぎない
複数に登録するときの目安は2〜3社に絞ることです。5社を一気に登録するとご自身の頭がパンクしますので、多すぎるのはおすすめしません。
注意点3:エージェントとのやり取りを必ずメモしておく
どこの誰とどんな事を話したか、その都度メモを取っておくとあとで見返しやすいです。
話がどこまで進んだのかよくわからなくなってくることもあるので、必ずメモは取りましょう。
転職活動は一貫してポジティブに動くといいですよ!
ついついネガティブになりがちな転職活動ですが、転職理由を自分のなかでポジティブに変換できると驚くほどスムーズに進みます。
その具体的な方法は以下の記事を参照していただくと幸いです。
【転職の動機・理由】薬剤師の転職理由5つとうまい伝え方ポイント
仮に転職に至らなかったとしてもマイナスにはなりません。
転職活動そのものがご自身にとって価値のある行為です。
自分を客観的に見れたり、自分の市場価値を確かめる意味でも「転職活動」はとても有意義です。
皆さまに合った転職活動ができるよう、このブログを通して全力サポートしていけたら嬉しいです。
それでは、また。
▼ エージェント選びで失敗した僕の話
【転職に失敗した】薬剤師転職でやってしまった失敗談





